蹄は一ヶ月の間
・約10ミリ伸びます。
・蹄鉄との間で擦れ摩滅を起こために潰れていきます。
・蹄鉄は地面と擦れ摩滅していきます。
改装期間が長ければ長いほどバランスは崩れていき、蹄や肢、馬体にストレスがかかります。
現在ほとんどの方が、蹄鉄が減りすぎて限界に達し無い限り、装蹄をしないと思います。
しかし、蹄鉄が減りすぎている状態というのは、蹄はかなり伸びそして潰れている状態なの
です。その状態から装蹄をすると、一気にバランスは直り、ストレスから開放されますが、この
差が大きすぎると逆に疾病の原因になりかねません。
右の写真は、削蹄の時に
鎌で切り取る一枚の薄さ
です。反対側が透けて見え
る位の薄さです。
削蹄の時はその位の違いに
気を張っています。
これは約一ヶ月後の装蹄
の時に蹄を切った量です。
約一ヶ月で蹄はこれくらい
伸びます。(馬の健康状態や
気温や湿度、個体差により
様々です)
動けなかった状態から動ける状態へ、動けなかった為に発症しなかったものが、動けるように
なったため発症したものなどです。
出来るだけ蹄の変化の少ないように、改装期間を短くした方が馬にとって良いと思います。
鉄の減らし方、蹄の伸びや潰れ具合は馬によりことなりますので、馬の状態により対応して
いこうと思います。
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